当院のむし歯治療
虫歯治療の痛みをなくすために
虫歯は最も一般的な歯科疾患の一つとして知られており、虫歯治療の痛みをご存じの方も多いと思います。
そのため、虫歯治療の痛みが嫌で、つい治療を先延ばしにしてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
世田谷区経堂のおとなとこどもの経堂歯科の一般歯科では、可能な限り虫歯治療の痛みをなくすため、麻酔を行う際に工夫するなどの努力をしております。
虫歯は早期発見、そして早期治療が大切です。
治療を先延ばしにしてしまうほど治療は困難になり、痛みも生じます。
歯がしみる、痛いという症状に気付いたら、なるべくお早めに当院までご相談ください。
むし歯治療への取り組み
歯科医院が苦手という患者様も安心!
当院では、患者様が少しでも安心して治療を受けることができるよう、痛みの少ない治療を心がけております。
表面麻酔
表面麻酔を塗布して感覚を麻痺させることで、麻酔注射を打つ際の痛みを軽減させています。
電動麻酔
電動麻酔では、麻酔注射をする際に痛みの原因となる圧力や注入速度をコンピューター制御によってコントロールすることが可能です。手動で行う注射では使用できない細い針を使用することができるため、より痛みが軽減されます。
当院ではダイアグノデントも利用しています
ダイアグノデントは、レーザーによる虫歯の早期発見・予防管理・虫歯診断器である、ダイアグノデントを導入しています。必要以上に歯を削らない予防的な治療です。
歯の削りすぎは、歯を生涯にわたって健康に保つためにはよくありません。
以前から虫歯の予防を重視している当院もダイアグノデントを使用し、可能な限り歯を削らない治療を行っています。
虫歯に冒された歯から発せられる光を読み取って、虫歯の状態、脱灰の状態、を数字で表します
ダイアグノデントは0~99までの数値が出てきます。
当院では、
0 ~15 | 健康な歯です。歯科医師、衛生士が、歯面清掃を行います。 |
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15~40 | 歯質が弱くなっている状態です。フッ素塗布を伴う予防処置を行い、経過観察をしていきます。プラークコントロール等、う蝕リスクをコントロールしていきます。 |
41~99 | 虫歯の始まりです。場合によっては予防で管理できますが、治療が必要です。 |
リラックス治療(笑気吸入鎮静法)
笑気吸入鎮静法とは
笑気吸入鎮静法とは、子供から大人まで、歯科医院での治療に恐怖感や不安、ストレスを感じてしまうという患者様に気持ちを楽にして治療を受けていただくことができる方法です。
鼻から吸入するだけで鎮静状態となり、治療後は肺などから体外に30分以内に排出されます。副作用が極めて少なく、安全性の高い鎮静状態となっています。
笑気吸入鎮静法は笑気と高濃度酸素を混合して用います。安定して高濃度酸素が供給されるため、酸素カプセルに入っている時のような状態になります。
笑気
- 30%以下の低濃度の無職の気体で、ほんのり甘い香りがする
- 鎮静作用によって脈拍や血圧を安定させる
酸素
- 70%以上の高濃度の無臭で無色の気体
- 臓器組織への酸素量を増加させ、脳や心臓の働きを正常な状態に保ちます
大人のむし歯は治療した歯が原因
子供の場合、虫歯は減っていますが、大人の場合は減ってはいません。大人の虫歯で多いのが、虫歯になって以前治療を行った歯が、長年経って虫歯が再発するというケースです。
虫歯治療では、部分的に歯を削り、詰め物・被せ物で治療をします。そこから長い時間が経つと、噛むことでかかる負荷や熱い食べ物や冷たい食べ物などの温度変化によって金属が収縮や膨張を繰り返すなどして詰め物・被せ物が変形していきます。
そうすると、歯と詰め物・被せ物の間に隙間が出来てしまい、そこにプラーク(歯垢)が溜まります。
このプラークの中に虫歯菌が潜んでいるため、虫歯が再発してしまうのです。
このような場合、表面からは虫歯であるということがわからないため、進行しやすいという特徴があります。歯を削っていた分、神経に近い場所で再発してしまっていることが多く、痛みを感じて歯科医院に来院した時には既に神経が障害されてしまっているということも多いです。
歯の詰め物・被せ物には寿命があります。定期的に歯科医院を受診し、適切なタイミングで再治療を受けるようにしましょう。
知覚過敏とは
知覚過敏は、さまざまな原因で歯の象牙質が露出し、冷たい飲食物や歯ブラシの刺激などに対して一時的な痛みや違和感を感じる症状のことを指します。
進行度に合わせたむし歯の治療
再生しにくい組織である歯は、可能な限り削ることなく保持するというのが現在の歯科治療の基本となっています。
歯磨き指導を行うとともに、虫歯の進行度に合わせた虫歯治療を行います。虫歯が進行しており、歯を削らなければいけない時には、下記のような治療を行います。
歯磨き指導
歯磨きは虫歯治療と予防の基本です。正しい歯ブラシの当て方、動かし方、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を指導します。
コンポジットレジンによる詰め物
虫歯で削った場所が小さい場合、歯科用の特殊なプラスチックであるコンポジットレジンの詰め物での治療を行います。
虫歯を削った場所に直接コンポジットレジンを塗布し、特殊なライトを照射することで固めます。銀歯と異なり歯型をとる必要がないため、10〜30分ほどで処置を行うことが可能です。また、色も歯と同じ色をしているため、見た目がいいという特徴もあります。
歯の神経を取る治療
歯の神経にまで虫歯が到達している場合、歯の神経を取る治療を行います。神経を除去した後は、神経があった場所に詰め物をします。
入れ歯・ブリッジ・インプラント
歯の欠損が大きな場合に行う処置で、人工歯には入れ歯・ブリッジ・インプラントがあります。それぞれの治療法に長所と短所があるため、しっかりと歯科医師の説明を受け、理解し納得した上で選択することが重要です。