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2024.10.07

歯肉退縮って??

こんにちは🌞おとなとこどもの経堂歯科です。

皆さんは、「最近、歯茎がやせてきたな」「歯が長くなったような気がする」など思った事はありませんか??
実際、「お口や歯の状態で気になること」のアンケートでも年齢が上がるにつれて、歯肉退縮に悩んでいることが分かります。

なかには、「このままどんどん歯茎が痩せていって、歯が抜けたらどうしよう」と過剰な不安に襲われている患者さんがいらっしゃるかもしれません。

🗣️歯肉退縮はどういう状態??

歯肉退縮とは歯肉が下がって歯根が見えてしまった状態を指します。

50歳以上は100%、小さいお子さんでも8%の方に歯肉退縮が見られます。

 

🗣️歯肉退縮を診る時は骨を診る!それがコツ!!

歯肉の下に存在している骨が大切になります。

骨の減り方には2パターンあります。

①骨が減るパターン「骨欠損」

もともと骨がないなんて、そんな事あるのでしょうか?
実は骨欠損は案外多いのです。

・小さい顎に大きい歯が並んでいる(歯と顎の大きさのアンバランス)

・顎の骨(歯列弓)から歯がはみ出している(歯の位置異常)

・歯の傾斜がきつい(傾斜異常)

②骨が減るパターン「骨吸収」

もともとあった骨がなくなってしまった骨吸収は、歯周病に加えて、摩耗症、アブフラクション、歯列矯正による歯の移動が原因です。

 

🗣️なぜ骨吸収が起きるのか??

骨は一度できたらずっと一生同じままではありません。お肌と一緒で常に新しい骨に入れ替わっています。

古い骨は壊され(=骨吸収)新たに骨が作られる(=骨形成)、これを「骨のリモデリング」と言います。

骨を壊す「破骨細胞」が減らした分だけ、「骨芽細胞」が骨を作る、骨吸収と骨形成のバランスがとれた状態が正常な骨のリモデリングです。

健康な歯周組織ではこの2つの細胞が協力し合ってちょうど良いバランスが保たれています。ところが、歯周病になって歯周組織に炎症が起こると状況が一変します。破骨細胞がどんどん活性化し、どんどん骨を破壊します。そのスピードに骨を作る骨芽細胞はとてもじゃないが追いつけず、骨は減っていきます。

🗣️歯肉退縮が起こりやすい人はどんな人??

患者さんが元々持っている「骨の厚み」と「歯肉の厚み」によって歯肉退縮になりやすいかどうか決まります。

🗣️歯肉退縮を防ぐには

ブラッシング圧や歯ブラシの毛先の当て方にも注意して下さい。「ブラッシング指導=プラークの除去」とばかりに、強いブラッシング圧がかかると歯肉退縮を引き起こしてしまいます。毛先の当て方も大切です。

 

歯肉退縮で悩んでいる方‼️

是非、当院にいらして頂いて適切なブラッシング方法を一緒に確認しましょう🎶

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