唾液のイメージと実際
唾液に良いイメージを持っている人は少ないのではないでしょうか?しかし、唾液には洗浄作用、抗菌作用、食塊形成作用、消化作用といった機能があり、消化器と呼吸の入り口である「口腔」で人間が生きていくために重要な役割を担っています。ドライマウスの高齢者に対応する介護の現場で唾液は「生命の水」とも言われています。
唾液からわかること
唾液は口腔内に分泌されるため、歯肉溝滲出液、歯肉からの血液、微生物を含んでいます。よって、これまでも虫歯や歯周病のリスクを調べる検査の検体として多く用いられてきました。さらに唾液は血液に由来しているため、唾液に含まれる微量な血液由来成分を調べることで、全身疾患の発見につなげる検査が何十年前から行われています。
唾液の作用
唾液にはさまざまな作用があります。
唾液の分泌
「純唾液」と「混合唾液」
唾液腺の導管から直接採取した唾液を「純唾液」といいこれは無菌です。
「安静時唾液」と「刺激唾液」
「粘液性唾液」と「漿液性唾液」
唾液腺
唾液腺は外から見ることはできませんが、開口部は口腔内に存在しているので見ることが出来ます。
唾液腺は組織学的には唾液を産生する「腺房」と唾液を口腔内に運ぶ「導管」から構成されています。
三大唾液腺には耳下腺、舌下腺、顎下腺に分かれます。
唾液の分泌量が減少したらどうなるの
食事や会話がしにくくなる
口腔内の環境が悪化しやすくなる
味覚異常の原因になる
免疫力が低下する
★唾液の量が減ると口内トラブルや免疫力の低下などにつながるため注意しましょう。日頃から唾液の量を増やすことを意識して、生活習慣を見直してみてくださいね!