2021.11.19

口臭は気になりますか?

 

みなさんこんにちは!!
おとなとこどもの経堂歯科です🪥🦷

みなさんは自分の口臭を気にしたことはありますか?

もう毎日当たり前のようにつけるようになっなマスクにの影響により自分の口臭が気になる、、と思った方も少なくないはずです!!

口臭の原因には大きく分けて5つあります。

 

1.生理的口臭
2.食べ物、嗜好品(酒・タバコなど)による口臭
3.病的口臭
4.ストレスによる口臭
5.心理的口臭

 

今回はその中でも3.病的口臭に注目していきたいと思います👩🏻‍🏫

 

①歯周病
歯周病の怖いところは痛みがなく進んでいくところです。どんどん進行してくると歯肉の中に膿が溜まり、出血と一緒に混じって出てきて口臭の原因になります。

 

②虫歯

虫歯が進行すると、虫歯の穴の中により食べカスや細菌が停滞しその臭いがきつくなり口臭の原因になります。
またそこから虫歯が大きくなり神経まで到達すると腐食臭がし、より強烈な臭いに変わります。

 

③歯垢・歯石

多くの最近の固まりによりひどくなると匂いが発生します。

 

④舌苔

舌の表面の白っぽいもののことを舌苔(ぜったい)といいます。舌の清掃ができていないときや体調の変化などにより溜まる細菌の固まりです。
舌ブラシを使うことにより綺麗に保てます。

 

 

⑤唾液の減少

唾液の作用は、口腔内を洗い流してくれたり細菌の増殖を抑えてくれたりとたくさんのいいことがあります。その唾液の分泌量が少なくなると口腔内が乾燥するのももちろん、菌が増え虫歯や歯周病にも繋がってくるのです。

唾液の分泌量を増やすためには唾液マッサージをすることもオススメです!

 

 

 

⑥呼吸器系の病気、消化器系の病気

全身症状が原因となって口臭が発生することもあります。定期的に体全体を診断していくことも大事ですね!

 

 

 

このように口臭はさまざまな原因によって発生します。

セルフケアに関しては専用の洗口液を使用することを推奨します🙋🏻‍♀️

口臭の原因であるVSCs(揮発性硫黄化合物)に効く塩化亜鉛が配合された『ハイザック』、二酸化塩素が配合された『ClO2 Fresh』はどちらも即効性があるため、口臭で悩んでいる方はおすすめです。

 

 

 

ですが、一日中においが消える訳ではないので、定期的な歯の健診・クリーニングに通うようにしましょう〜!!

 

2021.11.12

食事って楽しい!

みなさんこんにちは⛄️おとなとこどもの経堂歯科です!
人生100年時代と言われている今日このごろですが、皆さん100年生きる為に何か心がけている事はありますか?
いつまでも健康で楽しい人生になる為にも今日は人生で1番楽しい時間「食事」についてお話ししていきます!

まずは時代を遡ってみましょう。
古代人の食事は硬いものが多く、現代人の食事と比較すれば一食あたりに必要な咀嚼回数は6倍も多かったと言われています!具体的には、弥生人の食事3990回の咀嚼に対し現代人の食事は620回です^_^
時代とともに食事は変化します。
古代の人はどんぐりなどの木の実を食べて育ちます。よく噛まないと飲み込めないのでおのずと咀嚼回数は増えますね
現代は調理法の改良が進みラーメンや霜降り肉など芸能人がよく「歯がいらない〜」と言ってしまうほど軟らかいものを食べる機会が増えたことは、現代人の咀嚼回数を激減させた大きな要因と言えます。

この現象は社会の変化とともに急激に加速し人類は進化の過程で咀嚼をさほど必要としない食文化を築きました。
噛まない食習慣が定着すると知らないうちに咀嚼機能は退化し、口腔は衰え自浄性も悪くなります。また、顎は十分の発育せず、生じた顎の発育不全が次の世代に継承されます。
結果骨格は華奢で細長い顔貌となり現代人では虚弱化した口腔の形態的ならびに機能的な異常が増えているのです。
顔まわりがスマートになり今どきのキレイだったりカッコいい顔貌なのでしょうがそれでは100年時代に追いつけません。


食べる力はいつから衰退するのでしょうか?
ライフステージにおいて食べる力は変化します。特に老化によって衰退することが問題となっており、健康寿命にも影響します。

では、老化はいつから始まるのでしょうか?
老化=老人というイメージがあると思います。しかし信じられないかもしれませんが、老化は20〜30歳頃から始まっています。

正確に言うと加齢の影響のみで生じる生理的老化はあらかじめ遺伝子的にプログラムされている現象(内在性)であり、個人差はありますが誰でも起こり、不可逆性(進行性)で、身体や精神に現れる状態は整体の生命維持にとって不利益(有害性)な現象であると言えます。つまり、老化とは生きるうえで時間の経過とともに誰もが経験する生物学的活動性の衰退と言えます。

加齢に伴い、環境的にも身体的にもさまざまな変化が起こり、例外なく食べる力も衰えます。

 

中年期こそ意識したい!食べる力の分岐点
40〜64歳の25年間(中年期)は働き盛りで人生で1番忙しい時期と言われています。また、安定と不安定、若さと老い、獲得と喪失が共存する時期でもあり、いままで積み重ねてきたものを問い直し、ときには人生の危機に直面する時期でもあります。
中年期はとてもとても忙しいので食事に費やす時間を惜しんでしまう傾向にあります。時短で済ませる食事の習慣化はのちのちの高齢期における食べる力の低下を助長してしまう恐れがあります。

どんなに忙しくとも、美味しい物をたくさん噛んでたくさん食べて長生き100年時代を楽しむことが大切です!

 

2021.11.05

電動歯ブラシについて

みなさんこんにちは🍁

おとなとこどもの経堂歯科です😊

毎日歯磨き頑張って頂けていますか?

中には、電動歯ブラシを使われている方も多いのではないでしょうか!

今日は電動歯ブラシについてお話させて頂こうと思います!🪥✨

🍄電動歯ブラシの種類について

電動歯ブラシには、「音波振動式電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)」と、「超音波振動式電動歯ブラシ(超音波歯ブラシ)」の2種類があります!

まずはその2つの違いについてご説明させて頂きますね。

「音波振動式電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)

現在市販されいるほとんどの電動歯ブラシは、この音波振動式で、1分間に3万回の音波振動を発生させてプラークの除去を行います。

また、その音波から生み出される液体流動力によって発生する水流でポケット内のプラークを洗浄するともいわれています。

「超音波振動式電動歯ブラシ(超音波ブラシ)

1.6Hz以上の高い周波の音波である超音波で歯とプラークの付着を弱め、剥離させてプラークを除去します。

また、口腔内細菌に直接作用し破壊するともいわれています。

超音波歯ブラシはブラシの振動が非常に微弱でプラークの除去能力が低いため、手用歯ブラシと同様に小刻みに手をうごかす必要があります。

🍄電動歯ブラシのメリットとデメリット

「メリット」

・手用歯ブラシの小刻みに振動させるという難しい操作が省かれ、短時間にプラークの除去ができる

・ブラシを付け替えることで、さまざまな部位(舌や歯間部)などにも使用できる

「デメリット」

・手用歯ブラシに比べて高価

・高齢者などによっては、充電操作など電気器具     の取り扱いが困難な場合がある

・大きく、重量があるため、使用の継続が負担である

・慣れていない場合、振動を不快に感じたり、手用歯ブラシの方が磨いた感じがすることがある

🍄電動歯ブラシの使用をお勧めしたい患者さん

①手用歯ブラシをうまく使えない

②ブラッシング圧が強い

③自分ではブラッシングできず他者の補助や介護が必要

④強制治療中

⑤麻酔など細かい歯ブラシ操作が難しい身体障害者

⑥ブラッシングへのモチベーションに活用できる場合

🍄電動歯ブラシQ&A

Q①電動歯ブラシは本当に効率よくプラークを除去できるの?

A①電動歯ブラシは効率よくプラークを除去できます

音波歯ブラシと手用歯ブラシのプラーク除去効果の比較では、音波歯ブラシの方がプラーク除去効果が高いとの報告がある一方、差はわずかであるとの報告もあります。

ブラッシング時間を規定した場合は電動歯ブラシの方がプラーク除去効果が高いと報告されており、電動歯ブラシは効率よ

くプラークを除去できます。

Q②電動歯ブラシは虫歯にも歯周病にも有効?

A②虫歯の発生、歯周病の進行抑制じに有効です

電動歯ブラシを使用している人と手用歯ブラシを使用している人との11年間使用したことによる比較では、DMFS(う蝕経験歯面数)に関しては、電動歯ブラシを使用していた人で平均1.32面少なかったと報告されています。

また、同じ報告で軽度や中等度の歯周炎患者では電動歯ブラシを使用していた人がPDやアタッチメントロスの進行が少なかったものの、重度の歯周炎患者では使用の効果の差は認められなかったとしています。

以上、電動歯ブラシについてお話させて頂きました😊

また、電動歯ブラシを使用するにしても歯科衛生士によるブラッシング指導は必須です。

電動歯ブラシを正しく使用して一緒にきれいな歯を目指していきましょう!🦷✨✨

 

2021.11.01

唾液について

みなさんこんにちは〜。

ハロウィンが終わったかと思ったらもうクリスマスが来ちゃう!!

時がすぎるのが早〜い🏃‍♀️💨💨

みんなのところには素敵なサンタが来てくれるかな?🎅🎁🎄

 

唾液

さてさて!

今日は 『唾液』についてのお話しをしたいと思ってます。💧👅💧👅

唾液には口腔の健康を支えるさまざまな力があるのはご存じでしたか?

この唾液に関して、pHや分泌量、分泌速度が1日のなかで変動すること、嚥下回数が多いと口腔内の汚れの希釈が効率よく進むといったことをご存じでしょうか??

これらさまざまな唾液の特性についてお話ししていきまーす!!👂

唾液は顎下腺(がっかせん)耳下腺(じかせん)舌下腺(ぜっかせん)から分泌されます。

1番分かりやすいのは顎下腺です!

顎の下を親指で押すとキューとなる所だよ☝️

その割合は、安静時ではそれぞれ約60%25%78%で、そのほか微量ですが、小唾液腺として口唇・頰粘膜に存在する粘液腺からの分泌が78%みられます。

刺激時では、耳下腺からの分泌が多くなり約50%を占めます。

唾液が持つパワーを説明します

①消化作用:消化酵素が含まれていて口腔内から消化が始まる。

②円滑作用:発音、会話、咀嚼、嚥下をスムーズにします。

③抗菌作用:抗菌作用をもった酵素が含まれており細菌感染から体を守る。

④緩衝作用:唾液のpHを一定に保ち細菌の繁殖を抑える。

⑤保護作用:歯の表面に膜を作り菌を守ります。

⑥抗脱灰作用:エナメル質の再石灰化を促進する。

⑦味覚発現作用:味物質を溶解して味覚を促進させる。

⑧自浄作用:食べ物や細菌を洗い流す。

こんなにもたくさんの働きをしてくれる唾液!

「たかが唾液!されど唾液」ですね〜!

虫歯予防にも大事な役割をしてくれていた事、ご存知でしたでしょうか?

そんな唾液ですが、年齢を重ねると唾液の分泌も減少していってしまいます😿

食事時はよく噛んで食べたり、水分補給をこまめにしたり、顎下腺のマッサージも効果的です。

そして、フッ化物溶液で洗口すると唾液中フッ化物イオン濃度は、日中では3060分後にはほとんど通常の状態に戻るんです。

これは唾液で希釈されるからです。

昼間はフッ化物洗口をしても希釈されて口腔内から消失しますが、就寝中は約6時間後でも口腔内に滞在するので、フッ化物洗口は、寝る前に行うと効果的と考えられます!

もう一度言いますよ?

『フッ化物洗口は夜寝る前に行うと効果的!!』

当院では、お子様の虫歯予防には寝る前のフッ素洗口をオススメしてます😊😊😊✌️✌️✌️

以上、今回は唾液についてお話しさせてもらいました😉

最後に小話を少し*゚

食欲の秋🍁🎃ということで、私は果物の柿が大好物なので、先日柿食べ比べ大会を一人で開催してみました!

次郎柿、富有柿、種無し柿の3種です!

私的優勝は、種無し柿でした〜🏆

みなさんのお好きな果物はなんですか?

是非教えてくださーい❗️

ではまた🦷🦷🦷

歯イビー🖐🖐🖐🖐

2021.10.22

年末年始の休診のお知らせ

下記日時を年末年始休業とさせていただきます。

12月31日(金)~1月5日(水)

1月6日(木)より通常診療とさせていただきます。

2021.10.22

歯周病は全世界で最も蔓延しているってご存知ですか?

こんにちは☀️
おとなとこどもの経堂歯科です🦷🪥

皆さん全世界で最も蔓延している病気は何かご存知ですか?

皆さんもご存知の「歯周病」なんです!
今ではCMなどでもよく「歯周病」という言葉が流れるほど一般的になってきましたが歯周病は奥が深い病気です!
そんな歯周病を今日は一緒に学んでいきましょう!

歯周病についてご説明します

虫歯などと違いまず痛みがありません。痛みがないので放置されがちですがいつの間にか進行してしまいます。
歯磨き時出血したり、顎の骨が溶け歯が揺れ始め上手く噛めなくなったり、強い口臭がしたりと久々に歯医者さんに行ったら大変なことになってたなども少なくありません😣
また、歯周病は生活習慣病の一つだということをご存知でしたか?
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)ですが、歯周病を悪化させるリスクファクターとして「生活習慣」が大きく関わってきます。喫煙、不規則な食生活、ストレスなどが加わり口腔内の代謝の変化、骨が溶け炎症による組織の破壊がおこり結果として歯周病の症状が現れます。
また、不規則な生活習慣の方はお口の中のセルフケアもななかなかままならず歯科医院への来院遠のいてします傾向があります、、
口腔の健康が全身の健康に影響を与えることも明らかになってきており、アルツハイマー病や糖尿病、脳血管疾患などの全身疾患の発症が促進されることがわかっています。
(生活習慣病の定義→食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群)

歯周病予防進行させないための大切なこと

それは、毎日の歯磨きと定期的な歯医者さんでのお掃除です!
どっちかが欠けてしまっては歯周病はどんどん進行してしまいます😣💔🦷
細菌の大きさ(約1μm)は歯ブラシの毛の大きさ(約200μm)に比べて小さく、ブラッシングは熊手で砂山を掃いているようなものです。どんなに頑張っても歯ブラシでは細菌レベルまで取り除くことはできず歯周ポケットや根分岐部には歯ブラシを当てることもできません。そう言った場所には洗口液も届きません。
ご自宅でのセルフケアでは、殺菌や抗菌成分を配合している歯磨剤や洗口液を使い口全体の細菌を減らし、プラーク付着抑制と歯肉炎予防をしていきましょう!なので歯医者さんでのクリーニングで歯ブラシでは届かないところのお掃除やセルフケアの見直しなど定期的にする事で今までの磨き方改善ができ、それが定着していけば毎日のブラッシングマスターになれます!🦷✨
毎日やる歯磨き自分に合った磨き方は一人一人違います。もちろん歯ブラシの形や大きさ硬さなども一人一人違うのでそういうところもメンテナンス時にお伝えできればと思います!
歯周病は患者さんと私達二人三脚で頑張っていかないと直すことはできないので一緒に頑張っていきましょうね!

2021.10.22

虫歯と糖の関連性

みなさんこんにちは!

おとなとこどもの経堂歯科です😊🦷🪥急に寒くなりましたが、体調など崩されていないでしょうか?

さて、本日はみなさんご存知の通り虫歯にも大きく影響する『砂糖』のお話をしていきます🐜

「甘い物を食べすぎると虫歯になるよ!」とよく言われると思いますが、皆さんはなぜ甘いもののせいで虫歯になるのか説明出来ますか?

虫歯になる原因には

①宿主と歯

・歯の質が生まれつき弱い、歯の溝が深いなど

②微生物

・虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌

③飲食物

・スクロース(砂糖)

があります。③にあげたように原因の代表としてスクロース(砂糖)がやはり大きく関わってくることが分かりますね🥲🥲

ではなぜ砂糖により、虫歯になるのでしょうか?🤔そのしくみについてお話します!

まず食べ物を食べると、口の中にいる虫歯の原因になる細菌が食べ物の中のショ糖(砂糖の成分)をブドウ糖と果糖に分解します。

細菌はブドウ糖から「グルカン」というネバネバとした物質を作ります。これが歯に強く固まってできたものがプラーク(歯垢)です!

そしてそのプラークの中にいる多数の細菌が新たなショ糖を分解します。そして、ブドウ糖から新たにグルカンを作ってプラークを大きくしたり、ブドウ糖と果糖を取り込んで代謝し、「酸」を作り出します。

その「酸」が長く歯に停滞すると、歯の硬組織の主成分である『ハイドロキシアパタイト』を溶かし表面が脱灰(白っぽくボソボソした歯)するこそにより齲蝕(虫歯)になります😵‍💫

普段私たちが食べるお菓子、ケーキ、ジュースにはたっぷりの砂糖が入っています🥲これが原因を作る訳です。みなさんはおやつをダラダラとながら食いしてそのまま歯を磨かずにいたりしていませんか?発生した酸が歯に残り続けることによって虫歯の発生率はグンと上がります。

間食は時間を決めて食べ、何を食べても食後はなるべく早めに口をすすぐか歯を磨き、食べかすをしっかり取り除いて口の中にプラークを残さないようにしましょう🪥⭐️

当院でのお子様の飲食回数(普段の食事を含め)としては、3歳までは15回、3歳からは4回を目安にしてくださいとお話しております!この回数にはジュースを飲んでも1回とカウントするので、飲むのであればおやつの時間に1回で済ましてください😊🤍

次によく聞く『キシリトール』についてお話します!みなさんも一度は耳にしたことがあると思いますが、実はキシリトールも砂糖の一種です!ここで、「あれ?キシリトールは良いと聞いたことがあるけど、砂糖なの?🤔」と疑問に思った方もいらっしゃるかと思うのでご説明します🙋🏻‍♀️🪥

特徴としてはキシリトールは天然の「代用甘味料」で、冷涼感があり後味のキレが早いです。スクロールと同程度の甘みを持ちまずか、カロリーは4割も低いと言われています😮!その他にも、

・酸の産生がない

・唾液の分泌を促す

・齲蝕の発生・進行を防ぐ

・脱灰を防ぎ再石灰化を促進させる

と良いことがたくさん!このような作用があることにより齲蝕予防に効果的です😭🤍🤍

最近ではキシリトール商品が数多く増えてきてガムの他にもチョコやグミもあるのでみなさん調べてみてください🤍

ここまで砂糖のお話をきてきましたが、虫歯を予防するためには毎日の習慣がとても大切です!

①正しい歯磨き

②規則正しい食生活

③定期的な歯科受診

④フッ素の併用

を心がけるようにしましょう!😊🙏🏻🤍

2021.10.15

歯磨きによる清掃の限界とプラークコントロールの本質、フッ化物配合歯磨剤の年齢別使用料について

〜歯磨きによる清掃の限界について〜

臼歯部咬合面の小窩裂溝の形態や、大きさ、深さには個人差があります。
一般的に裂溝の直径は20μmくらいに対し、歯ブラシ1本の毛先の直径は0、2mmであるため、歯ブラシの毛は裂溝の中に入りません。
また、細菌は1μmくらいで裂溝の中に多数生息しているので、小窩裂溝は清掃不可能部位と言われています。
このようなことから、10分間以上時間をかけてもブラッシングだけのう蝕予防には限界があるのです。

 

 

う蝕は、
①う蝕原因菌 ②糖質 ③歯、唾液
といった、3大要因により発生します。(時間を加えれば4大要因になります。)

①う蝕原因菌→歯の清掃
②糖質→糖質の適正摂取
③歯、唾液→フッ化物応用
といったような、それぞれの要因に対する予防手段はありますが、どれ一つとしてパーフェクトなものではないのです。

歯の清掃の限界は、前述の通りですし、糖質にしても3大要因の1つですので全く摂取しないわけにもいきません。
フッ化物応用にしても100%う蝕を予防できる訳ではありません。
したがって、全ての要因にアプローチしてう蝕予防に取り組む必要があるのです

 

〜プラークコントロールの本質について〜

プラークコントロールでは、
①形成抑制
スクロース、食間・粘着性甘味飲食物の摂取コントロール、十分な清掃、抗菌剤の利用、代用糖の利用
②病原性低下
フッ化物や抗菌配合歯磨剤や先口剤の利用
③除去
専門家による清掃、家庭での十分な清掃、デンタルフロスなどの利用、歯磨剤や洗浄剤の利用

などがありますが、この3つのコントロールをしても、完全なものにはなりませんので、全ての面でアプローチする必要があります。

〜フッ化物配合歯磨剤の年齢別使用量について〜

1970年代から80年代に世界の先進国では、フッ化物配合歯磨剤のシェア(全歯磨剤に占めるフッ化物配合歯磨剤の割合)が90%以上に達しました。
その後から急激に12歳児のDMFT(中学1年生の永久歯のう蝕数)が減少するという現象が観察されました。
当時、日本のシェアは10%にとどまっており、世界の先進国に大きく遅れをとる形となっていましたが、その後シェアも上昇し90%に達し、日本でも12歳児のDMFTが減少するという共通の現象が見られています。
このように、フッ化物配合歯磨剤は日本の子供達のう蝕減少にも大きく貢献しているのです。

年齢によるフッ化物配合歯磨剤の使い分けの目安についてです。
6ヶ月(歯の萌出)〜2歳→切った爪程度の少量
3歳〜5歳→5mm以下
6〜14歳→1cm程度
15歳以上→2cm程度

このように、それぞれの年齢に合わせた量を使用するようにしましょう。

2020.05.29

新型コロナウイルス感染症対策について

患者様へのお願い

体温が37.5℃以上ある時は受診をお控え下さい。また過度に咳やくしゃみ等呼吸器症状のある方も受診をお控え下さい。ご来院されても受診をお断りすることがあります。
他の患者様のためにマスクの装着や咳エチケットなどにご協力お願いいたします。

当院におけるコロナウイルス感染防止への取り組み

院内感染防止対策として、普段から行っている取り組み

  1. ☑マスクとグロ-ブ(医療用ゴム手袋)、ゴ-グルの着用。
  2. ☑グロ-ブの患者さん毎の交換。
  3. ☑患者さん用エプロン、コップは使い捨てにし、患者さん毎に廃棄。
  4. ☑治療器具は、ドリルなどのハンドピースを含め患者さん毎に交換し、消毒滅菌。
  5. ☑口腔外バキュ-ムの使用により、エアロゾルの吸引。
  6. ☑診療台や操作パネル等の消毒液による清拭。
  7. ☑スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒。
  8. ☑診療室内での空気清浄機の多数設置
  9. ☑完全予約制の為、待合室での待ち時間が少なく第三者との接触が少ない

さらに取り組んでいること

  1. ☑待合室のドアを開放して換気しています。
  2. ☑待合室への消毒液の設置。
  3. ☑ドアノブや取っ手、手すりの消毒液による清拭。
  4. ☑待合室の椅子の消毒液による清拭。
  5. ☑診療室に入る前に手指の消毒
2020.05.19

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