定期検診はなぜ必要?
歯医者といえば「治療」を行う場所というイメージがあるかもしれませんが、最近は国を挙げて歯科検診を義務化しようとする流れもあります。
症状もないのになぜ定期検診が重要視されているのでしょうか❔今回は定期検診を受ける理由やメリットについてご紹介します🐭🌈
定期検診には行かなくていい?
結論からお伝えすると「歯医者の定期検診は非常に重要」です。
日頃から丁寧にケアをしていても生活習慣や歯の質によって虫歯になりやすい、なりにくいは変わってきます。
痛みが出る頃には細菌感染が進み、神経まで菌が到達してしまい、歯を失うことになったり、再治療を行わなければなりません。このような最悪な事態を避けるためにも、定期的な歯科検診は重要とされています。
定期検診に行くメリットとは?
①虫歯や歯周病の早期発見
定期検診に行く大きなメリットは、歯や歯肉の変化をいち早く発見できることです。痛みが出たときに行くのが歯医者だと思われがちですが、痛みが出てからでは手遅れになり、最悪の場合、抜歯が必要になることもあります。早期発見することで、そうしたリスクを軽減できるだけでなく、歯を削らずに済むことが出来たり、簡単な処置で終えることができます。
②定期的なクリーニングで口腔内環境を清潔に保つことができる
定期検診では、細菌の塊であるプラークや、それらが石灰化してできた歯石を除去します。どれだけ丁寧な歯磨きを心掛けていても、歯ブラシが届かない部分があったりして、完璧にはお掃除できないことが多いです。その汚れを放置したままにすると、歯肉が腫れて歯磨き中に出血し、歯肉炎や歯周病を引き起こします。定期的にクリーニングを行うことで、お口の中の健康を守ることが出来ます。
③補綴物や詰め物の異常に気付くことができる
詰め物や被せ物をしている場合、歯との隙間の汚れを歯ブラシで除去するのは難しく、丁寧にケアしていても気づかないうちに二次カリエスになってしまったりします。定期検診を受けておくことで、治療している歯周辺のトラブルを早期発見することができます。
④治療後の経過を観察できる
治療した歯がその後問題を起こしていないか、経過を観察できます。定期検診では治療後の歯の維持管理も行うため、問題があればすぐに対処することができます。
⑤生涯にかかる医療費の削減
歯の定期検診は「予防処置」とも呼ばれ、トラブルを未然に防ぐことが目的とされています。痛みが強く出るまで歯を放置したりすると、歯周病や虫歯が重症化してしまい、菌が血液内に入り込み、糖尿病や心臓疾患、脳梗塞を引き起こす可能性があります。健康な時から定期検診に行くことで、それらの病気にかかるリスクが軽減され、結果的に生涯の医療費削減につながります。
定期検診の頻度は?
一般的には3ヵ月に1回が望ましいとされています。ですが、口腔内の状態によっては1~2か月に1回、半年に1回と判断されることもあります。虫歯や歯周病のリスクが高い場合は間隔を短く、逆に口腔内状態が良好であれば間隔を延ばしても良いとされることが多いです。
歯の健康を維持するために定期検診に行きましょう!
意味がないと思われがちな定期検診ですが、口腔内のトラブルを早期発見できる、口腔内環境を悪化させる原因となるプラークや歯石を除去できるなど、多くのメリットがあります。健康を維持するためにも3ヵ月に1回は定期検診に行くことをおすすめします☺
唾液にはどんな働きがあるの?
唾液のイメージと実際
唾液に良いイメージを持っている人は少ないのではないでしょうか?しかし、唾液には洗浄作用、抗菌作用、食塊形成作用、消化作用といった機能があり、消化器と呼吸の入り口である「口腔」で人間が生きていくために重要な役割を担っています。ドライマウスの高齢者に対応する介護の現場で唾液は「生命の水」とも言われています。
唾液からわかること
唾液は口腔内に分泌されるため、歯肉溝滲出液、歯肉からの血液、微生物を含んでいます。よって、これまでも虫歯や歯周病のリスクを調べる検査の検体として多く用いられてきました。さらに唾液は血液に由来しているため、唾液に含まれる微量な血液由来成分を調べることで、全身疾患の発見につなげる検査が何十年前から行われています。
唾液の作用
唾液にはさまざまな作用があります。
唾液の分泌
「純唾液」と「混合唾液」
唾液腺の導管から直接採取した唾液を「純唾液」といいこれは無菌です。
「安静時唾液」と「刺激唾液」
「粘液性唾液」と「漿液性唾液」
唾液腺
唾液腺は外から見ることはできませんが、開口部は口腔内に存在しているので見ることが出来ます。
唾液腺は組織学的には唾液を産生する「腺房」と唾液を口腔内に運ぶ「導管」から構成されています。
三大唾液腺には耳下腺、舌下腺、顎下腺に分かれます。
唾液の分泌量が減少したらどうなるの
食事や会話がしにくくなる
口腔内の環境が悪化しやすくなる
味覚異常の原因になる
免疫力が低下する
★唾液の量が減ると口内トラブルや免疫力の低下などにつながるため注意しましょう。日頃から唾液の量を増やすことを意識して、生活習慣を見直してみてくださいね!
ホワイトスポットとは
みなさんこんにちは😀 おとなとこどもの経堂歯科です🦷
今日はホワイトスポットについて説明します!
ホワイトスポットとは、歯の表面に現れる白い斑点であり、エナメル質の下の微細な脱灰によって生じます。エナメル質は本来透明ですが脱灰が起こることで、その部分が白く濁って見えるようになります。唾液の流れが少ない場合や口腔内が乾燥していると、これらの白斑がより目立ちます。
ホワイトスポットの原因は、むし歯、先行乳歯の外傷、エナメル質形成不全、フッ素症があげられています。
原因
●むし歯
虫歯菌の酸によって歯が溶かされて脱灰した時に、歯が光沢を失って濁るようになります。初期虫歯では歯の表面が全体的に溶けず、内部が溶けていく表層下脱灰が起こりやすいのが特徴です。表層下脱灰が起こると、歯の内部が光の乱反射を起こしやすくなってホワイトスポットができます。できやすいところは、前歯の歯と歯茎の境目にできやすいです。左右対象に発生することが多いです。あとは、ワイヤー矯正やられていた方は、ブラケット周囲に発生します。
●先行乳歯の外傷
外傷を受けた乳歯の後続永久歯にのみ、平滑面から辺縁にかけて認めることがあります。重度であると、石灰化不全はエナメル質全層に着色をともなうことがある。明らかな外傷を経験されたら1度歯科医院に受診をしましょう。
●エナメル質形成不全
遺伝や何らかの影響によってエナメル質が正しく作られなかった状態をエナメル質形成不全といいます。エナメル質形成不全の場合、白色の斑点だけでなく茶色い模様ができるケースもあります。エナメル質形成不全は虫歯ではありませんが、歯の表面であるエナメル質が脆い状態のため、虫歯になりやすい。できやすい場所は、小臼歯の頬側咬頭や前歯唇側にできやすいです。特に、上顎中切歯によく認められ、左右対称のときもあればそうではないときもある。歯冠中央から切縁にかけて発生することが多い。
●フッ素症
フッ素の過剰摂取によって現れます。歯列全体に白や褐色のシミが生じます。重度のフッ素症は、高濃度のフッ化物を含む飲料水を長期間飲用することで発症します。
治療方法
●フッ化物応用
初期虫歯が原因で発生したホワイトスポットの治療で用いられます。フッ素を配合している歯磨き粉を使用してセルフケアをします。再石灰化を促進することで歯を守り、虫歯の進行を抑制するのが主な目的です。ただし、これだけではホワイトスポットがきれいにならないこともあるので、効果が十分でなかったときには歯科医院に受診しましょう。
●ホワイトニング
ごく軽度のホワイトスポットであれば目立たなくすることは可能です。
●ラミネートべニア
歯の表面を微量に削ってからセラミック素材でできた薄い板を上から貼り付ける方法です。
まとめ
ホワイトスポットは、原因に合わせた治療をすればきれいになります。初期虫歯が原因の場合には、この時点で治療をすれば負担が少なくて済みます。ホワイトスポットで悩んだときには歯科医院へ受診しましょう🦷
歯周病は治るの?
こんにちは😃おとなとこどもの経堂歯科です🦷
「何度も通院しているのに症状が続くのはなんでだろう…」
「どうして歯科医院に通っているのに症状が良くならないんだろう…」
このようなお悩みはありませんか?
実は歯周病は歯科医院での治療だけでは治らないのです。
なぜ治療だけでは治らないのか、お話していきます。
1.ズバリ、歯周病は治るの?
残念ながら、歯周病は基本的に治りません。
ただ“治らない“とは、病気になる前の状態に完全に戻すのは難しいということです。進行を食い止め、炎症をおさえて健康状態に戻すことは可能です。
健康な状態に戻すためには、歯科医院での適切な歯周基本治療とセルフケアを行う必要があります。
2.具体的な治療方法
歯垢、歯石除去
初期の場合(出血する、少量の歯石がついている)
①歯周ポケットの検査
歯周病の進行具合の診断と説明を行います。
②歯肉の上の歯垢、歯石汚れを除去
③2回目の歯周ポケットの検査
中等度の場合(歯肉がむずがゆい、ぶよぶよに腫れ出血する)
①、②、③に加えて
④歯肉の中の歯垢、歯石除去
⑤3回目歯周ポケットの検査
重度の場合(歯肉の腫れ、出血に加え歯がグラグラする)
①②③④⑤に加え
⑥再度歯肉の中の汚れを除去、または外科処置
⑦再度検査
治療終了
治療終了後定期的なメンテナンスを行います。
噛み合わせの調整
場合により、噛み合わせの調整をします。
強く噛み合わせていたり、歯ぎしり、食いしばりで強く力がかかっていると、歯周病の進行を早めてしまいます。
これが一般的な歯科医院での治療方法です。
3.歯周病治療に回数が必要な理由
進行してしまった歯周病は、歯の表面だけでなく、歯周ポケットの中まで汚れが溜まっています。
ある程度進行した歯周病は、全体の歯周ポケットの中の汚れを除去する必要があり、麻酔が必要になる場合があります。
一度で全ての歯を麻酔し、治療を行うことは身体的負担や、長い時間治療時間の確保を考えると難しい為、何回か通院が必要になります。
歯周病を治療していくうえで、忘れてはならないのは、歯科医院でキレイに汚れを除去しても自宅でのセルフケアが上手くできていなければ通院する時間とお金が無駄になってしまうということです。
歯石は柔らかい状態の歯垢が付着して2日ほどで完成すると言われています。
そのため自宅での正しいセルフケアによる”プラークコントロール“が重要になってきます。
4.歯周病治療成功の鍵となるプラークコントロール
大人の人のお口の中の細菌は、歯を良く磨く人で1000〜2000億個、磨かない人で1兆個いると言われています。
プラークコントロールとは、歯周病の原因となる細菌の数を可能な限り減らす。ということです。
歯ブラシの他にデンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどを使用して物理的に歯垢を取ることをいいます。
歯磨きに自信があっても約8割の人に磨き残しがあると言われています。
そのため皆さんも歯科衛生士による、定期的な清掃状態のチェックや、磨き方のレクチャーを受け、実践する努力が必要です。
また、食生活も重要で間食をダラダラしてしまうと細菌を常にお口の中に抱えていることになるので、その分歯磨きをしなければならない回数も増え、プラークコントロールが難しくなります。
5.まとめ
せっかく歯科医院に通院して歯周基本治療を受けているのであれば
正しいプラークコントロール方法を身につけて、効果を最大限発揮させ、
いつまでも自分の歯で大切な人と食事ができるようケアをしていきましょう(^^)
フッ素の効果
こんにちは😀おとなとこどもの経堂歯科です🦷
むし歯予防に効果があると知られているフッ素にはお口の中でどのような効果があるでしょうか?
今回はフッ素の働きや効果的な使用方法についてご紹介いたします。
フッ素はどのように働くのか
フッ素には大きく分けて3つの働きがあります。
①再石灰化を促進
飲食するとお口の中が酸性になります。その酸により溶けだしたカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。
簡単に言うと、初期むし歯を修復する働きがあります。
②歯質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変えて歯質を強くしてくれます。
③菌の働きを弱める
口の中の汚れに潜む細菌の活動を弱め、酸が作られるのを抑えてくれます。
フッ素の使い方
むし歯の発生を防いでくれる効果があるフッ素は、口の中に長く留めておくことが重要です。
①フッ素配合歯磨剤の使用
フッ素配合歯磨剤には様々なフッ素濃度のものがあります。年齢によって適切な使用量や濃度が違いますので注意しましょう。
②フッ素配合洗口液
歯磨きの後、決められた量を用いて、お口の中全体にいきわたるようにうがいをします。
③フッ素塗布
歯科医院の定期検診などで高濃度フッ素を塗布します。
フッ素をお口の中に残すことが大切
お口の中にフッ素が長時間留まることで、より効果を発揮します。
①すすぎは少量の水で1回
歯磨きをしたあとに何度もうがいをしてしまうと、せっかくのフッ素の効果が薄れてしまいます。
歯磨き後は5~15mlの少量の水で5秒間程度ブクブクと1回だけすすぐことをおすすめします。
また歯磨き後は1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です。
②就寝前の使用が効果的
睡眠中は唾液の分泌が少なくなり、口の中の自浄作用が低下するため、細菌が繁殖しやすくなります。
寝る前の歯磨きはフッ素配合歯磨剤を使って、さらに洗口液を使用すると効果的です。
フッ素は身近にある成分
フッ素はほとんnいどの食品に含まれるミネラル成分の一つです。
魚介類、野菜、肉、牛乳、塩、など、ほとんどの食品に含まれており、ビタミンのように毎日摂取しなければならない必須の栄養素に位置付けられています。
大人にも子どもにもフッ素は重要
大人になると不規則な生活や、幼い頃の歯科治療などにより再度むし歯が発生してしまったり、むし歯のリスクが高くなりやすいです。
また、プラークコントロールが悪いと歯周病によって歯茎が下がってしまい、セメント質と呼ばれる表面が弱い部分が露出してしまい、むし歯になりやすくなります。歯科研究ではフッ素配合の歯磨き粉を使用すると、歯の根元のむし歯を67%も抑制可能という結果も存在します。
フッ素を日常的に使用することで、むし歯になりにくい歯を作れます(^^)/
歯肉退縮って??
こんにちは🌞おとなとこどもの経堂歯科です。
皆さんは、「最近、歯茎がやせてきたな」「歯が長くなったような気がする」など思った事はありませんか??
実際、「お口や歯の状態で気になること」のアンケートでも年齢が上がるにつれて、歯肉退縮に悩んでいることが分かります。
なかには、「このままどんどん歯茎が痩せていって、歯が抜けたらどうしよう」と過剰な不安に襲われている患者さんがいらっしゃるかもしれません。
🗣️歯肉退縮はどういう状態??
歯肉退縮とは歯肉が下がって歯根が見えてしまった状態を指します。
50歳以上は100%、小さいお子さんでも8%の方に歯肉退縮が見られます。
🗣️歯肉退縮を診る時は骨を診る!それがコツ!!
歯肉の下に存在している骨が大切になります。
骨の減り方には2パターンあります。
①骨が減るパターン「骨欠損」
もともと骨がないなんて、そんな事あるのでしょうか?
実は骨欠損は案外多いのです。
・小さい顎に大きい歯が並んでいる(歯と顎の大きさのアンバランス)
・顎の骨(歯列弓)から歯がはみ出している(歯の位置異常)
・歯の傾斜がきつい(傾斜異常)
②骨が減るパターン「骨吸収」
もともとあった骨がなくなってしまった骨吸収は、歯周病に加えて、摩耗症、アブフラクション、歯列矯正による歯の移動が原因です。
🗣️なぜ骨吸収が起きるのか??
骨は一度できたらずっと一生同じままではありません。お肌と一緒で常に新しい骨に入れ替わっています。
古い骨は壊され(=骨吸収)新たに骨が作られる(=骨形成)、これを「骨のリモデリング」と言います。
骨を壊す「破骨細胞」が減らした分だけ、「骨芽細胞」が骨を作る、骨吸収と骨形成のバランスがとれた状態が正常な骨のリモデリングです。
健康な歯周組織ではこの2つの細胞が協力し合ってちょうど良いバランスが保たれています。ところが、歯周病になって歯周組織に炎症が起こると状況が一変します。破骨細胞がどんどん活性化し、どんどん骨を破壊します。そのスピードに骨を作る骨芽細胞はとてもじゃないが追いつけず、骨は減っていきます。
🗣️歯肉退縮が起こりやすい人はどんな人??
患者さんが元々持っている「骨の厚み」と「歯肉の厚み」によって歯肉退縮になりやすいかどうか決まります。
🗣️歯肉退縮を防ぐには
ブラッシング圧や歯ブラシの毛先の当て方にも注意して下さい。「ブラッシング指導=プラークの除去」とばかりに、強いブラッシング圧がかかると歯肉退縮を引き起こしてしまいます。毛先の当て方も大切です。
歯肉退縮で悩んでいる方‼️
是非、当院にいらして頂いて適切なブラッシング方法を一緒に確認しましょう🎶
お気に入りのフロスの見つけ方
こんにちは😀おとなとこどもの経堂歯科です🦷
今回はデンタルフロスについてお話していきます🪥✨
みなさんフロスを使っていますか?
そもそもデンタルフロスを使うメリットをご存じですか?
「歯と歯の間を綺麗にするだけ」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんなことはありません!フロスを使う事で歯にとってたくさんいい効果が得られます(^^)/
歯にとってたくさんの良い効果が得られるフロスですが、日本人のフロスの使用率は約20%程といわれています。
実際に定期健診の際「フロスは使っていますか?」とお聞きすると
「買ってみたけど使い方が難しい」
「面倒でやっていない」
「フロスがひっかかる、取れない」
「詰め物がとれてしまいそう」
という方が多いです。
ですが、フロスを使わない方が歯にとって良くはありません。
歯ブラシで磨ける部分は表面だけで、歯と歯の間は当然汚れが残ったままになります。
歯周病の改善や口臭予防にも効果的なことは知っていますか?
口臭の原因は歯周病や食べ物、内科的な疾患などいくつかありますが、特に歯周病の方は独特なニオイがします。このニオイは歯周病菌のニオイです。フロスを使った後に、ニオイを嗅いでみてください。それが歯周病のニオイです。
このように歯周病のニオイは毎日のセルフケアをしっかりやることで改善していきます。
デンタルフロスのメリット
・歯垢除80%まで上がる
・歯ブラシで届かない歯と歯の間をしっかりとケアできる
・虫歯のセルフケアができる
・詰め物・被せ物の不具合も発見できる
・歯周病の予防、チェックができる
・口臭が少なくなる
フロスの種類について
フロスにも様々な形状や種類があります。
「Y字型タイプ」
「糸タイプ」
ワックスがついているもの、水分に反応してスポンジ状に膨らむものなどがあります。
いろいろなフロスがあり、自分にはどのフロスがあっているのか分からないという方のために歯科衛生士オススメのフロスを何点かご紹介していきます(^^)/
歯科衛生士おすすめデンタルフロス
①フロアフロス
歯科衛生士の私が特におすすめしたいものはフロアフロスです。
糸タイプなのですが、今まで使ったフロスの中で1番感動したフロスです。
384本の糸が束になっていて、唾液の水分で糸がスポンジ状になり、歯肉を傷つけずに優しくケアできます。SNSでも話題になっているそうです!芸能人の方も使用していると話題なのがこのフロアフロスです。
当院では2種類購入可能です(^^)/
・持ち運びに便利なコンパクトタイプ(45m)
・家族みんなで使える大容量タイプ(250m)
②ウルトラフロス
こちらはホルダータイプのフロスです。
「糸のタイプのフロスだと難しい」という方にオススメです。
Y字型になっているため丈夫で持ちやすく、前歯部から臼歯部まで確実に汚れを取ることが可能です。
③Ciミントワックスフロス
糸にコーティングをしたワックス・フッ素加工タイプです。
滑りがよくフロスに慣れていない方、詰め物や被せ物が多い方にオススメです。
フッ素加工もされているので、虫歯予防にも効果的です。
まとめ
最初から上手にできる人はあまりいません。何回も使っていくうちに、コツを掴んで出来るようになってきますので、一緒に練習して、虫歯一つない口腔内を目指しましょう🫶🏻
歯を大事にしなかったら後悔する?歯を残すためにできること。
「歯を大事にしなかったらどうなる?」と気になる方がいると思います。
歯を大事にしないと後々後悔しそうと感じているものの、どのような後悔があるのか、どのようなリスクがあるのか気になりますよね!
他にも
「歯を大事にしなかった場合に後悔する具体例を知りたい」「歯を大事にすると歯を残せるの?」「歯を大事にしないと歯を失うの?」
歯を大事にしないと、歯を失う可能性が高いです(;_;)
歯を大事にしなかった場合に後悔すること
・見た目が悪くなる
将来的に見た目が悪くなる可能性があります。歯は見た目を決める大きな要素です。
人と話す時や笑顔になる時の歯を大事にしていないと見た目の印象が大きく変わるでしょう!
一度歯を失ってしまうと見た目に自信が持てなくなることもあります。人前にでる機会が多い人は、特に歯を大事にしたほうがいいでしょう(^^)
・食事を楽しめなくなる
歯を大事にしなかったことにより、食事を楽しめなくなってしまいます。食事を楽しめなくなる最大の原因は、うまく咀嚼ができないからです。
咀嚼しにくくなる為、美味しく料理を食べれなかったり、固い物が食べにくくなったりと食事に対して不満を抱くことが多いです。
美味しくご飯を食べられないと、幸福度が下がる方も多いです。
・総入れ歯になってしまう
歯を大切にしないと、将来総入れ歯になってしまう可能性があります。
歯が抜けたり、抜歯する必要が出て来たりなど自然歯がなくなってしまう為です。その為、総入れ歯で対応する方が多いです。
費用も数百万かかってきたり、定期的にメンテナンスしてもらったりと、金銭的な負担が大きくなることで後悔する人もいます。
・滑舌が悪くなり話しにくくなる
歯を大事にしないと滑舌が悪くなる可能性があります。
歯が抜けたり、歯並びが悪いと空気の抜け道や舌の可動域、筋肉のつき方が変わり、滑舌が悪くなることが一般的です。
歯を失う原因
歯を失う原因は大きく3つあります。
・虫歯
虫歯になると虫歯菌が歯を侵食して歯そのものがなくなってしまう可能性があります。
・歯周病
歯周病になると歯を失うリスクが高くなります。
・破損
歯が破損してしまうのも歯を失う理由になります。
具体的には、事故にあって歯が折れてしまうケースなどです。
歯を残すためにできること
・歯科医院で定期的にクリーニングをうける
定期的に歯科医院で診てもらいながらクリーニングをうけるだけで、虫歯や歯周病、その他の歯を失う原因になる要素に対処してもらえるでしょう。
・正しいブラッシングを覚える
正しいブラッシングとは、できるだけ力を入れずに、歯面に毛先をあてて小刻みに動かします。
強く磨きすぎると、歯のエナメル質が傷ついたり、歯肉を傷つけたりと歯のトラブルを起こしやすくなるので注意が必要です。
また、フロスや歯間ブラシを活用するのも有効的な方法です。
・生活習慣を見直す
生活習慣をも見直すことも歯を残すために重要です。
生活習慣を徹底すれば体の免疫力が高まり、結果的に歯を長く残すことに繋がってくるでしょう。
歯を失って後悔しないためには、「予防する意識」がとても大切です!
定期的なメインテナンスを心がけましょう!
お口の中のお悩みは、ぜひおとなとこどもの経堂歯科へご相談ください^ ^✨
呼吸とお口には深い関係が!?
●口呼吸の子どもが増えている?
→歯科領域では口腔器官に異常や障害がないのに、食べる・話すなどの口腔機能の発達が不十分、もしくは正常な口腔機能が獲得できていない状態を「口腔機能発達不全症」と定義します。これになる原因として、口呼吸と口唇閉鎖不全です。これらは、う蝕、歯周疾患、不正咬合といった顎口腔領域への悪影響だけでなく、アレルギー疾患や学力の低下など、小児の身体的・精神的な成長・発達の妨げとなることが指摘されてきました。日本国内の約400万人の小児が口唇閉鎖不全であると推計されます。
口呼吸とは、「安静時に口で呼吸している状態」を言います。発声や運動など多くの酸素を必要とする場合は口でも呼吸しますが、それ以外の安静時は口を閉じて鼻呼吸をするのが正しい呼吸の方法です。口呼吸は、暖まっていない乾燥した空気をいきなり吸い込むことになり、ウイルスなどの病原体が体内に侵入しやすく、喉がダメージを受けやすくなります。さらに、口腔内が乾燥するデメリットもあります。
鼻呼吸を行うためには、安静時に「上下の口唇が閉じている」「舌先が口蓋に触れている」の2つの条件が必要です。
●口呼吸・口唇閉鎖不全による歯科的・全身的弊害
→口腔内が乾燥しやすくなる、口腔周囲の筋肉の働きが悪くなる、病原体を取り込みやすいなどからこういった弊害が起こりやすくなります。
①口腔習癖、不正咬合、発音障害
②歯周病、う蝕のリスクが上がる
③口臭の原因
④前歯に外傷や色素沈着
⑤咀嚼と咀嚼回数が減少する
⑥審美性の低下
⑦アレルギー、呼吸器疾患にかかりやすくなる
●どんな問題が起きるのか??
①食べ方への影響
→口唇の周囲には沢山の筋肉が繋がっており、よく噛んで食べるとそれらの筋肉がよく動き、頬、口唇、舌が歯の表面をよく擦り、唾液が多量に出て、消化・吸収を助ける上に、自浄作用が働きます。ところが、口唇閉鎖をせず食べると、噛み切ったり、粉砕はできても、モグモグと口を左右に動かし食べ物をすりつぶすことができません。また、口呼吸している子どもが食事をするときには、呼吸と咀嚼嚥下を同時にしなければならず、息苦しくなるので口を開けたまま、クチャクチャと噛んですぐに飲み込む食べ方になります。よく噛んで飲み込む為には、口唇閉鎖がきちんとできる必要があるのです。
②鼻・喉の問題
→鼻閉が原因となり口呼吸が起こる場合があります。反対に習慣的な口呼吸や口唇閉鎖不全により、免疫システムが障害され、アレルギー性鼻炎や喘息など、鼻や喉に異常をきたす疾患を引き起こす場合もあります。
③飲食習慣
→うまく噛めず、咀嚼の回数も減るので早食いになったり、食べた後に口腔内に食物がずっと残ったりします。よく噛めないことが、軟らかいものを好むことや偏食の原因になります。
④歯・歯肉の問題
→口腔内が乾燥することで、唾液の分泌量の減少と緩衝能の低下が起こり、う蝕の原因菌も増加します。口唇閉鎖不全により、唾液の分泌量が減少すると歯周病菌が増加するので歯周疾患のリスクも高くなります。口呼吸は歯面が乾燥しやすいので、歯面の着色(特に前歯)が起こりやすくなります。口呼吸が日常化すると、本来上顎の口蓋に接触しているはずの舌背の位置が下がり、低位舌となります。舌圧がかからないため、口蓋が狭く高くなり、歯列の狭窄や下顎の後退が起こった結果、上顎前突の傾向が強くなると考えられています。あるいは、口をポカンと開けていたため、舌突出癖がつき、開口になる場合もあります。
⑤口臭
→口腔内の乾燥による唾液分泌量の減少および、口腔細菌の増加をもたらすため、口臭の原因となります。
⑥口唇の乾燥
→呼吸のたびに乾燥した空気が通過するので口唇が乾燥します。口唇に出血やひび割れがみられることもあります。
⑦顔貌への影響
→口唇閉鎖不全の小児の顔貌には、鼻が低い、口元が突出している、顎が後方に下がっているという特徴がありました。これらの特徴は3歳の時点で出現することが分かっています。
⑧全身的弊害
→小児に関しては、口呼吸になると呼吸数、血中酸素、歩行距離が低下する、喘息呼吸との関連や腹式呼吸の出現率が高く、不良姿勢、あるいは胸郭の変形を引き起こしたり、精神面への影響に関する報告もあります。
一方、成人では、口呼吸があると気管支喘息のリスクが2倍以上になり、アレルギー性鼻炎が加わると、4倍以上になると言われています。肥満や日中の眠気、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。
●まとめ
→口呼吸や口唇閉鎖不全症は口腔機能の発達を早期から阻害する重大な要因です。これらを早期発見し、改善する事は将来起こり得る歯科的・全身的弊害を未然に防ぎ、正常な口腔機能の発達を促す有効な手段となるでしょう!!
酸蝕症について
こんにちは
おとなとこどもの経堂歯科です🦷
「酸蝕症」という言葉を聞いたことありますか?
日本人の4人に1人はこの酸蝕症と言われています。
酸蝕症とは
酸によって歯のエナメル質が溶けてしまっている状態のことを言います。
普段のお口の中は唾液の働きによって中性に保たれていますが、エナメル質は酸に弱く、酸にさらされると溶け出します(脱灰)。
溶かされたエナメル質は唾液の働きによって修復され元に戻ります(再石灰化)。
日中、歯は脱灰と再石灰化を繰り返していますが、酸性の飲食物を頻繁に口にすると再石灰化が間に合わず、エナメル質が溶けていってしまいます。
酸蝕症の原因
①胃酸
逆流性食道炎、摂食障害
②酸性の薬剤の服用
ビタミン剤
③酸の強い食品の取りすぎ
スポーツドリンク、果物、クエン酸、酢
症状
歯が透き通る
歯が丸みを帯びる
しみやすくなる
歯の色が黄色くなる
酸蝕症にならないためには
胃酸が歯に触れた後はなるべくすぐに口をゆすぎ、すこしでも酸性の状態を中和させることが良いです。
炭酸飲料水・お酢系飲料をダラダラ飲みをしないようにしましょう。
また、口に含んだときも長い時間口の中に溜めないようにしましょう。
「何を飲食しているか」よりも、「どうやって飲食しているか」が重要です。
酸性の強い飲料はダラダラと飲み続けると、口の中が酸性に傾いたままになり、歯を修復するための再石灰化が不足してしまいます。できるだけまとまった時間に取ることが大切です。
寝る前は酸性のものを飲まない
無糖であっても、フルーツティーやワイン、ビールなどは口の中が酸性に傾きます。
就寝中は唾液の分泌量が極端に少なくなる為、これが習慣化になると酸蝕症のリスクが高まります。
寝る前は、お水やお茶にしましょう。
食後のうがい・歯磨きをしましょう。
酸性のものに触れた直後の歯は柔らかくなっています。30分程度時間を置くか、水で洗口してから歯磨きをしましょう。
フッ化物を活用しましょう。
むし歯だけではなく、酸蝕症にもフッ素は有効です。フッ素入り歯磨剤やフッ素入り洗口剤を使いましょう。
まとめ
酸蝕症についてお話をしましたが、酸性の食品を食べてはいけないというわけではありません。
酸性の食品を食べる習慣があっても、歯に症状がなければ今の習慣を変える必要はありません。
酸蝕症の症状が見られたら歯科医院に受診しましょう🦷